結核 治療 症状 原因

結核の症状と原因、その治療について

 『結核』という病名を聞いたことがあると思います。
 でも、「それって、昔に流行った病気でしょ!」と思っていませんか。

 

 ところが、結核は現在進行形なのです。
 WHO(世界保険機構)の報告では、2014年に世界中での新規の結核患者数が約960万人になったと推定しています。

 

スポンサーリンク

 

 さらに、結核によって亡くなった人は150万人を超えていると報告しています。
 これは、エイズによる死亡者数を超えており、感染症の中では最も多くなっています。

 

 中国やインド、アフリカなどでは、抗生剤の効かない多剤耐性の結核菌が増えているという問題も起きています。
 日本国内では、1年間に約2万人の結核患者が新たに出ており、約2000人が亡くなっています。

 

 このように、結核は決して昔の病気ではないのです。
 油断していると、あなたも結核になるかもしれませんよ。

 

 このサイトでは、結核に関する様々な症状や原因、その治療法などについてわかりやすくご紹介していきます。

 

結核とは?

 結核は、感染症の一つで結核菌に感染することで発症する病気です。
 結核菌が感染して増殖した場所によって、肺結核、腎結核、腸結核などを発症するようになります。

 

 日本国内では「肺結核」が最も多く見られ、全体の約80%に当たるとされています。
 このため、結核=肺結核と思ってしまうことも多くなっています。

 

 結核菌に感染しても免疫力の優勢な状態では、必ずしも発症することはありません。
 この場合には、結核菌が死なずに体内で休眠状態になることがあります。
 ただ、結核菌が休眠状態となっても、高齢になったり、他の疾患等によって免疫力が低下した時などに結核が発症することもあります。

 

スポンサーリンク

 

 その昔、結核は不治の病とも呼ばれ、日本人の死亡原因の1位となっていました。
 戦後になって抗生物質やBCGワクチンなどの普及によって、結核による死亡者は大きく減少しました。
 しかし、現在でも毎年約2万人の新規患者が現れ、約2000人の方が亡くなっています。

 

肺結核の症状は?

 肺結核を発症すると、咳や痰、発熱などの風邪と同じような症状が見られるようになります。
 これらの症状が長引き、食欲が低下したり、体重減少といった症状が現れるようにもなります。

 

 症状の進行によって痰に血が混ざるようになったりすることもあり、重症化すると吐血や呼吸困難になることもあります。
 咳や痰が2週間以上も長引くような時には、早めに病院で診てもらうようにしましょう。

 

結核の治療は?

 結核菌の感染については、ツベルクリンやインターフェロンの検査などで調べます。
 発症については、胸部レントゲンや痰の検査で調べます。
 咳や痰に結核菌が確認された場合には、他の人への感染を防ぐため、専門病院へ入院して治療を受けるようになります。

 

 この入院治療は法律で決められているので、断ることはできません。
 尚、治療費については公費負担制度があるので、安心して治療を受けられます。

 

 約2ヶ月程の入院で抗生物質の服薬が中心となり、他の人への感染の可能性がないと判断されると退院して通院治療になります。
 約半年は引き続き抗生物質の服用を続けるようにします。

 

 この間、症状が現れない場合でも、医師の指示通りに薬を服用することが大事になります。
 途中で薬をやめてしまうと、結核菌が薬に対して耐性を持ち、それまでの薬が効かなくなるということもあるので注意が必要です。
 発展途上国の結核治療では、この耐性の問題が大きくなってきています。

 

 次の記事はこちらです。
 結核の症状では鼻水が出るの?

 

スポンサーリンク

 

この記事は、気に入っていただけましたでしょうか?

少しでもあなたのお役に立てたのであれば、ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますととても嬉しいです。