結核 検査 ガフキー

結核の検査!ガフキー数値って何なの?

 

 結核検査のガフキー数値とは何なのでしょうか。

 

 結核患者一人一人の病状を理解するために行われる検査として塗抹検査があります。

 

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 この結果を分かりやすくするために0〜10までの11レベルに分類した区分表があります。
 数字が大きいほど菌が多く、病状が悪くなっているのです。
 これによって、結核というものを、より分かりやすく区分化できるようになりました。

 

 これは考案したドイツ人の名前をとって「ガフキー」と命名されました。
 この区分表に従って菌の数を見て行くと、患者の状態がはっきりと分かり、治療方針が決まるのです。

 

 基本的にガフキーを使った検査は、塗抹検査と呼ばれるものです。

 

 これは、結核菌の保菌者が病原体を痰として体外に排出し、その一部をガラスに載せて専用の色素で染めて顕微鏡で覗きます。
 すると、その痰に含まれる結核菌を観察することができるのです。

 

 この時に、見える菌の数と、ガフキーという区分表を見比べて、0〜10までのどの区分かを判断します。
 この区分表によると、10が最も重症ということになります。

 

 レベル10の場合には、顕微鏡を覗いてみると、中には数えきれないほど無数の菌が検出されます。
 その結果、陽性と判断された場合には、周囲の人に伝染する危険性があるので、入院して治療を行います。
 これは法律で義務付けられています。

 

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 しかし、どうしても接触してしまう家族やスタッフは、長期観察が必要です。
 これは、菌の潜伏期間が長いためです。

 

 また、結核に似た「非定型抗酸菌症」があります。
 これは結核と親戚関係にある細菌によるものです。
 ただし、この病気は病原体に乏しいため、人から人への感染がないので隔離などの必要はありません。

 

 この病気の検査方法は上で述べた塗抹検査だけででなく、培養やPCRがあります。
 例えば培養では、検体の粘性が高いので、菌が偏って見えてしまうこともあります。

 

 ですから、顕微鏡を覗く前には塗抹・培養・PCRを行う前には菌の偏りをなくし、菌以外の雑菌を死滅させて均一化を図ることが大切です。
 そして、PCRは、高感度で高特異性なので、菌の量が微量でも「陽性」という結果が出ることもあります。

 

 次の記事はこちらです。
 結核の検査ではやっぱり採血するの?

 

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