結核 隔離 基準

結核患者の入院隔離の基準はどうなっている?

 

 結核の患者さんで、結核病棟に入院隔離させる基準についてご紹介します。

 

 基準は3つに大別されており、その中の少なくとも1つに該当する場合には、入院隔離されるようになります。

 

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 まず1つ目は、その患者さんの感染性が高い場合が隔離の対象となります。

 

 次に、現時点では感染性はそれほど高くはないけれども、隔離して治療しなければ近いうちに感染性が高くなると判断される患者さんで、特に薬剤耐性結核となる可能性が高い場合が入院となります。

 

 最後の3つ目の基準については、治療のための適切かつ確実な医療を提供することが、外来では困難であると判断された場合には入院となります。

 

 隔離して標準治療を完了した患者さんに対しては、その後の経過観察などは基本的に必要ありません。
 退院後には、普通の日常生活に戻ることができます。

 

 ただし、治療終了時には、主治医は患者さんに対して、再発の可能性をしっかりと説明しなければいけません。
 退院後に、2週間以上咳や痰、発熱などの症状がある場合には、すみやかに主治医と連絡を取り、必要な検査を受けるように指導がなされます。

 

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 結核で隔離入院し治療後の経過観察については、基本的には不要なのですが、治療の中断や薬の副作用が出てしまい、やむを得ず治療を終了したような場合には、その患者さんに対しては少なくとも2年間は、胸部X線検査や喀痰検査などの経過観察が必要となります。

 

 そもそも結核とは、感染症のひとつであり、全体の約90%が肺結核となっています。
 肺にできた病巣から、リンパ行性・血行性・管内性という3つの経路を通って、全身の臓器や機関に到達し、そこにも病変を作る可能性がある感染症となります。

 

 感染症となりますので、発病して病気が進行すると他人にうつす可能性があります。
 初期の症状は風邪とよく似てるのですが、咳や痰、発熱などの症状が長期間続くというのが特徴となります。

 

 また、体重減少、食欲減退、寝汗をかくといった症状もあります。
 さらに症状が悪化すると、全身の倦怠感や息切れ、血の混じった痰が出るようになり、喀血することもあります。
 呼吸困難に陥って、命を落とすケースもあります。

 

 次の記事はこちらです。 
 肺結核で入院!気になる費用はどれくらい?

 

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